震災ドキュメンタリー「ガレキ…」上映会中止 被災者への過剰演出で

[ 2014年3月6日 19:44 ]

 宮城県南三陸町で撮影された震災ドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」に被災者への過剰演出があった問題で、製作責任者が6日、自主上映会を予定していた41団体に開催中止を依頼したことを明らかにした。

 同作品の山国秀幸エグゼクティブプロデューサーはフェイスブック上で「(一部の演出は)ドキュメンタリーを逸脱したものだと考えます。申し訳ございません」とおわびを掲載。新規の上映会の受け付けも中止した。

 ナレーターを務めた俳優役所広司は「(報道を見て)がくぜんとしました」と自身のブログに記した。過剰演出を知らず無償で協力しており「二度と上映されるべきものではありません。『ヤラセ』の部分の演出を知っていて作品を完成させた製作側に大きな責任があると思っています」とつづった。

 映画は、震災後に同町に開局した災害ラジオ局と町民の姿を記録。仮設住宅で暮らす女性がラジオに励まされていると語る場面があるが、実際は仮設周辺に電波は届いておらず、スタッフが放送の録音CDとラジカセを渡していた。

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