綾野剛、観客の“色気がある”の評価に「いやらしい見方ですね」

[ 2013年7月20日 14:34 ]

映画「シャニダールの花」初日舞台あいさつに登場した綾野剛

 俳優の綾野剛(31)が20日、都内の映画館で行われた映画「シャニダールの花」(監督石井岳龍)の初日舞台あいさつに、山下リオ(20)、刈谷友衣子(16)、伊藤歩(33)らキャスト陣と登壇した。

 映画は限られた女性の胸にだけ咲く新薬開発に役立つ「シャニダールの花」の成長をケアする特殊な研究所を舞台に、花を採取する植物学者(綾野)と彼を手伝うセラピスト(黒木華=23)が花の提供者の女性たちと触れ合いながら、惹かれ合い、生きることの根源を見つめ直していく異色ファンタジー。

 植物学者の大瀧を演じた綾野は「ようやくスタートが切れた。映画のことはまだ全然わからないんですけど、作品がお客さんを選んでしまう作品が多いと思う。皆さんがこの作品を体感してくださったことが何よりスタートだと思っています。感慨深いというか、感謝の極みです」と来場者に深々と頭を下げた。

 すでに観賞した観客からは「大瀧の白衣姿や(提供者の)女性の花を観察する手の動きにとても色気がある」との意見が多数寄せられているという。それを聞いた綾野は、思わず「いやらしい見方ですね」と苦笑い。「そうですか…監督がそのように撮ってくれただけで。(気を付けたことは)丁寧に大切に扱うというか、ちゃんと優しく触れるというか。(提供者の女性とは)男と女の距離だったなって」と照れ笑いを浮かべた。

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