森田健作知事が弔辞「来世も必ず会いましょうね」

[ 2013年5月30日 06:00 ]

相澤秀禎さん葬儀・告別式

 【森田健作千葉県知事の弔辞全文】

 会長、なんか変な気分ですよ。私の目の前に、大きな、会長の写真。黒い縁取り。現実なんですね。

 私が会長と出会ったのは、まだ18歳でした。「お前は太陽みたいな男だ」

 サンミュージックプロダクション。いろんなことありましたよ。どうも会長っていう人は、不思議な人ですよね。みんなから愛されていました。100人なら100人、会長の悪口を一切言う人いませんでしたよ。私なんかも、いつも会長がそばにいてくれて、私を支え励ましてくれました。

 私が政治に出ると言った時、会長は、笑って「サンミュージックの売り上げが落ちるけれども、国のためになるんだったら頑張れ!」と。そこで私は決断したんでございます。

 そして政治の世界でいろんなことがありました。私が落ち込んでいると会長は「森田、お前は笑顔だぞ!お前には笑顔が一番似合うんだ!頑張れ、元気を出せ。必ず、日が出てくるぞ」と。今でも私は大事にしています。本当にお世話になりました。

 私は、最後(に会ったの)は、最期の3日前でございました。会長、寝てましたよね、あの時ね。私が「会長、森田健作ですよ。頑張ってください」と。そしたら会長は、ちょっと目を開けて、少し笑いましたね。「俺、頑張るよ」と。それが最後の会話でございました。

 会長、お世話になりました。来世も必ず会いましょうね。今度はね、私が思いっきり恩返ししますからね。ありがとうございました。

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2013年5月30日のニュース