陣内孝則 最年長54歳でライダーに変身!

[ 2013年5月30日 06:00 ]

今夏公開の「劇場版 仮面ライダーウィザード」に出演する陣内孝則

 陣内孝則(54)が映画「劇場版 仮面ライダーウィザード イン マジックランド」(監督中澤祥次郎、8月3日公開)にゲスト出演し、シリーズ歴代最年長の54歳でライダーに変身する。

 これまでの最年長は、07年公開「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!」に当時51歳で出演し、仮面ライダー牙王(がおう)に変身した渡辺裕之(57)。それを3歳上回り、公開中の8月12日に55歳になる陣内は「撮影にあたり成人病に気をつけました」と自虐的にコメントしている。

 舞台は「魔法の国」で、オーマ大臣役。白石隼也(22)演じる仮面ライダーウィザードと敵対する、仮面ライダーソーサラーに変身する。宇都宮孝明プロデューサー(42)は「魔法の国を支配するという説得力があり、なおかつライダーとしてカッコいい方」と起用理由を説明。撮影は5月上旬に終えたが、71年放送開始の初代ライダーを少年時代に視聴していた陣内は「やみつきになりそう!今のライダーは大見えを切らず変身し、さっぱりしているのに驚いた」と楽しんだ。

 88年「君の瞳をタイホする!」や89年「愛しあってるかい!」(ともにフジ)に主演し、当時のトレンディードラマブームをけん引。コメディーもシリアスもこなせる実力派として、今も活躍を続けている。「撮影中に、他番組の子役から“スゲー!”“かっこいい”と言われ、次世代のハートをつかむ喜びを感じた」と手応え。幅広い世代にアピールするオジサンライダーになりそうだ。

 「劇場版 獣電戦隊 キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」が同時上映。こちらは戦隊シリーズ初のミュージカル仕立て。

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