福山雅治主演作などコンペに日本作品2本出品 カンヌ映画祭

[ 2013年4月18日 20:01 ]

 5月15日にフランス南部で開幕する第66回カンヌ国際映画祭で、最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門に、是枝裕和監督の「そして父になる」と三池崇史監督の「藁の楯」が出品されることが決まった。映画祭事務局が18日、発表した。

 「そして父になる」は福山雅治主演のヒューマンドラマ。「藁の楯」は大沢たかお主演のアクション大作。日本では「そして―」が10月5日、「藁の楯」が4月26日に公開される。

 是枝監督のコンペ部門への出品は、柳楽優弥が男優賞を受賞した「誰も知らない」以来、9年ぶり3回目。三池監督は「一命」以来、2年ぶり2回目となる。

 是枝監督は「最高の舞台でワールドプレミアを行えるのは本当にうれしいです」、三池監督も「ビックリ&光栄です。正直申しますと意外です。それだけに大感動です」と、それぞれ書面でコメントを出した。

 コンペ部門には他に、ロマン・ポランスキー監督やスティーブン・ソダーバーグ監督らの新作が入った。

 審査員長はスティーブン・スピルバーグ監督。映画祭は5月26日まで。(共同)

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