北欧美女シンガーはカンフーの達人 日本先行デビューに感激

[ 2013年4月18日 16:52 ]

カンフーを披露するジェシカ・ウルフ

 17日にデビュー・アルバム「RENEGADE(レネゲイド)」が日本先行発売されたフィンランド出身の女性ロックシンガー、ジェシカ・ウルフ(24)が18日、都内のキングレコード本社で来日記者会見を行った。

 自ら作詞・作曲も手がけるロックアーティストで、母国では音楽活動のほかに女優、スタント・ウーマンとしても活躍中。また、スネイクチャーマー(蛇使い)、カンフーの達人といった特技も持ち合わせた異色の女性シンガー・ソングライターだ。

 同アルバムは、世界に先がけて日本先行発売。プロデューサーに、キッド・ロックやブリトニー・スピアーズらを手がけているエリック・ガストを迎え、ヨーロッパのアーティストの面、アメリカナイズされたポップな面、そしてロックな面という3つの要素が融合されたクオリティーの高いポップでコマーシャルな楽曲が満載だ。

 昨年5月以来、今回が2度目の来日。「父がよく日本に仕事で行っては、いろんなおみやげを買って来てくれた。子どものころからずっとあこがれていたので、その日本で先行デビューできて非常にうれしく思っています」と感激。

 12歳からクラシックのオペラを勉強。その個人レッスンが10年間続いたが、ピンク・フロイドの「THE WALL」を聴いてロックに目覚め、17歳の時に友人と一緒に曲を作り始めたのがきっかけで本格的にロックミュージシャンの道を目指すようになる。

 現在、音楽活動のほかに女優、スタント・ウーマンの仕事も行っているが、「私にとって一番重要なのは音楽なので、音楽をメーンに活動していきたい。時間があれば俳優業も続けていきたいですね」。

 動物好きの彼女は、アパートで一人暮らしを始めてからペットとして大きなヘビを飼っているそう。「ヘビは食べ物を1カ月に1回与えればいいので、世話が楽なんです」という理由からだ。

 同アルバムのセールスポイントについては「このアルバムは、いろんな色の枝が伸びている1本の木と考えていただければいいなと思います。これは、私の人生の様々な面を表している。私のいろいろな考えや意見が各曲にちりばめられているが、1本の木だから根っこは同じところからきている。そんなふうにとらえていただければ…」とアピール。

 4月20日に東京・SHIBUYA TSUTAYA、5月26日に神奈川・タワーレコード川崎店でインストアイベントを開催。5月25日には、東京・新木場スタジオコーストで開かれるFINLAND FESTがサポートするイベント「LOUD & METAL ATTACK」に出演決定。

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