キンコン西野 650キロ助走の珍企画「E.T.チャレンジ」失敗

[ 2013年4月18日 07:17 ]

かごに「E・T」のぬいぐるみを入れた自転車とキンコン西野(左)

 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(32)が、このほど大阪から東京までの約650キロを自転車で助走し、ゴール地点で飛行を試みるという珍企画「E.T.チャレンジ」を決行した。11日から丸5日かけて走破するも人力飛行は失敗。自転車に乗り続けたお尻と同様、痛~い結果となった。

 急な上り坂を長い助走をつけて自転車で駆け上がれば、スティーブン・スピルバーグ監督作「E.T.」の名シーンのように空に飛び出せるのではないか。構成作家・山口トンボ氏からの提案を受け、無謀な企画への挑戦を決めた西野は、大阪・なんばグランド花月の裏口から出発した。

 「スピルバーグ号」と名付けた黄色の“ママチャリ”で、峠も越える過酷な助走。ツイッターでは「お尻が激痛でパンパン」「身体がワンワン悲鳴をあげている」と体の異変を訴え、自転車進入禁止道路のせいで走行ルートに悩む様子などを実況した。16日に最終地点の東京都豊島区の急な坂道「のぞき坂」に到着。ツイッターで企画を知った9人のギャラリーが見守り、幼児に「おじちゃん頑張れ!」と声援を送られる中、ゴールしたものの、自転車が1ミリも浮くことはなかった。

 西野は「ほんまに飛べると思ってたんですか?ここにいる人、アホでしょ?」と毒づいた後、「すみませんでした。翼が必要でした」と平謝りだった。道中、ファンの声援もあったが世間を騒がせることもなく、体を張ったおバカ企画は終了。所属の吉本興業も「プライベートなことなので本人にすべて任せております」と、どこか距離を置いたコメントだった。

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2013年4月18日のニュース