【センバツ】山梨学院 遊撃手負傷も代わって入った岩城が千金先制打 8強進出で史上4校目の連覇へ前進

[ 2024年3月26日 17:47 ]

第96回選抜高校野球大会第7日   山梨学院4ー0創志学園 ( 2024年3月26日    甲子園 )

<山梨学院・創志学園>2回、山梨学院・岩城は先制適時打を放ちガッツポーズ(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 史上4校目の連覇を狙う山梨学院(山梨)は2回戦で創志学園(岡山)に4ー0で勝利。先発の津島(2年)が6回1/3を3安打無失点の快投。継投での零封リレーで逃げ切り、2年連続の8強進出を決めた。準々決勝では7年ぶりのベスト8進出を決めた健大高崎(群馬)と激突する。

 試合は2回の守備でアクシデントが発生。1死一塁から遊撃手の平野(2年)が二盗を狙った走者をタッチアウトとしたが、クロスプレーで左手を負傷。ベンチ裏で治療を受けたが、そのまま岩城(2年)と途中交代となった。

 すると代わって入った岩城が2回、2死一、二塁から中前適時打。大事な先制点を挙げた岩城は塁上で渾身のガッツポーズを見せた。

 勢いに乗る打線は3回に追加点。再び2死一、二塁から針尾(3年)が左中間を破る走者一掃の2点適時二塁打。相手先発・明星(2年)を降板へと追いやると、さらに2死一、三塁とチャンスを広げ二村(3年)が左前適時打を放った。

 2試合連続で先発起用された左腕・津島(2年)は打線の援護を受け、7回途中まで3安打無失点の快投。7回1死一塁から満を持してエース右腕・桜田(3年)がマウンドへ。後続を封じると、9回は相手打線に粘られ2死一、三塁とピンチを迎えるも最後は秦(3年)を投ゴロに封じ零封リレーを完成させた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月26日のニュース