大谷翔平 送金は水原氏が「僕の口座を勝手に使って送金していた」「友人の借金の肩代わりとうそ」

[ 2024年3月26日 07:40 ]

水原一平通訳の違法賭博問題を受け、声明を発表する大谷翔平(C)Jon SooHoo/LA Dodgers
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、ドジャースタジアムで行われた古巣エンゼルスとのオープン戦前に会見を行い、通訳を務めていた水原一平氏(39)の違法賭博が疑われている問題について声明を発表した。問題発覚後、大谷が発言するのは初。

 通訳にとどまらず公私ともに水原氏からサポートを受けていた大谷。水原氏の違法賭博、借金をいつ知ったのかということについて「僕は一平さんがギャンブル依存症だとはもちろん知らなかったですし、彼が借金していることもその時、ミーティングの時は知りませんでした。僕は彼の借金返済にもちろん同意はしていませんし、ブックメーカーに対して彼に送金してくれと頼んだことも許可したことももちろんないです。試合後、ホテルに戻って一平さんと初めてそこで話をして、彼に巨額の借金があることをその時、知りました。彼はその時、僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたということを僕に伝えました」と説明。

 「はじめに一平さんは代理人に、友人の借金の肩代わりとして支払ったと。僕の代理人含め皆に話していました」と伝えた。

 自身の銀行口座から誰が送金したのかということについて「彼が賭けていたことも知らなかった。彼が口座から(金を)盗んで、嘘をついていた」「僕の口座を勝手に使って送金していた」と話した。

 水原氏は違法賭博で借金を作り、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたことが報じられている。大リーグ機構(MLB)は疑惑の全容解明に向けて正式に調査を開始したと発表。大谷の代理人サイドは法執行機関に捜査を要請し、国税庁に当たる内国歳入庁(IRS)も捜査している。

 デーブ・ロバーツ監督も24日(同25日)に取材に応じ、大谷が自らの決断で真実を自ら明らかにする気持ちを固めたことに「彼が自分の知っていることを話し、状況全体について考えを述べてくれるのはうれしい。私たち全員にもう少し明確さを与えてくれると思う」と話していた。

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