大谷翔平が15メートルの距離で約50球を投じる 右肘手術から6カ月、左足をクロス気味に置く新たな形

[ 2024年3月26日 07:21 ]

<ドジャース・エンゼルス>左足を一足分前に出すクロスした形からキャッチボールする大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャース・大谷翔平投手(29)は25日(日本時間26日)、ドジャースタジアムで専属通訳だった水原一平氏の違法賭博問題を受け、声明を発表した。

 水原氏の解雇が発表されて以降、初めての大谷の肉声。会見30分前には、会見場の入り口に報道陣の長蛇の列ができた。報道陣の数は73人を数えた。大谷は「僕も話したかったので、嬉しく思います」と切り出し「信頼していた方で、悲しいし、ショックです」と心情を吐露した。

 自身の銀行口座から誰が送金したのかということについて「彼が賭けていたことも知らなかった。彼が口座から(金を)盗んで、嘘をついていた」「僕の口座を勝手に使って送金していた」と話した。

 大谷はこの声明発表直後にグラウンドへ。スローイングプログラム開始し、15メートルくらいの距離で、約50球、強めに投げた。セットポジションでは左足を1足分、三塁側へクロス気味に置くなど、新たな形もみせた。

 昨年9月の右肘手術から約6カ月が経過。二刀流復活へ向けても少しずつ強度をあげていく。

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