【大谷翔平11分声明全文】「僕は賭博関与してない」「彼が口座から金盗んだ」「これが今お話できる全て」

[ 2024年3月26日 07:48 ]

水原一平通訳の違法賭博問題を受け、声明を発表する大谷翔平(C)Jon SooHoo/LA Dodgers
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、ドジャースタジアムで行われた古巣エンゼルスとのオープン戦前に取材に応じ、通訳を務めていた水原一平氏(39)の違法賭博が疑われている問題についてコメントした。問題発覚後、大谷が発言するのは初めてで声明全文は以下の通り。

 【大谷の声明】
 僕も話したかったのでうれしく思ってますし、チームも関係者の皆さんもファンの皆さんも厳しい1週間だったと思う。メディアの皆さんも含めて、我慢とご理解をしていただいたのはすごくありがたいと思っています。
 まず僕自身も信頼していた方の過ちを悲しくショックですし、今はそういう風に感じています。
 現在進行中の調査もありますので、今日話せることにまず限りがあるのもご理解いただきたいということと、今日、詳細を分かりやすくまとめたメモがありますので、そちらに従って何があったのか、まず説明させて頂きたいなと思います。
 まず、はじめに僕自身は何かに賭けたりとか、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたりとか、それをまた頼んだりということはないですし、僕の口座からブックメーカーに対して誰かに送金を依頼したことももちろんまったくありません。
 本当に数日前まで彼がそういうことをしていたというのもまったく知りませんでした。
 結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆、僕の周りもそうです。皆にうそをついていた。結論から言うとそうなります。
 まず、はじめに言うと先週末、韓国でですね、僕の代理人に対してメディアの方から、私(大谷自身)が違法なブックメーカーに僕が関与しているのではないかと、スポーツ賭博に関与しているのではないかと連絡がありました。
 一平さんは僕にこういった取材の依頼があるということを、まず僕に話していなかったし、僕の方にまずそういう連絡が来ていなかったということと、はじめに代理人には、一平さんは僕と話して分かったのは、一平さんにではなく、友人の借金の肩代わりとして支払ったというふうに僕の代理人含め皆に話していました。
 その翌日にさらに尋問で一平さんは代理人に対して、借金は自分のもの、つまり一平さん自身が作ったものだと説明しました。それを僕が肩代わりしたという話を、その時に代理人に話したということです。
 そして、これらがまったくすべてが嘘だったということです。一平さんは取材依頼のことも僕にはもちろん、その時に伝えていなかったですし、代理人の人たちに対しても僕はすでに彼と話して、コミュニケーションを取っていたと嘘をついていました。
 僕がギャンブルの問題を初めて知ったのは韓国での第1戦目が終わった後の試合の後のチームミーティングの時です。
 そのミーティングで彼は全部英語で話していたので、僕にその時、もちろん通訳は付いていなかったので、すべて英語で話していたので、完全には理解できていなくて、なんとなくこういう内容だろうなとは、おそらくは理解はできていましたけど、何となく違和感をその時は感じていました。
 その時、彼は僕に対してホテルに帰ったあとで2人でより詳しいことを2人で話をしたいので、今は待っててくれと聞いていたので、僕は待つことにしました。
 僕は一平さんがその時に、ミーティングの時にギャンブル依存症だと僕はもちろん知らなかったですし、彼が借金していることもその時、ミーティングの時はもちろん知りませんでした。
 僕は彼の借金返済にももちろん同意はしてませんし、ブックメーカーに対して彼に送金してくれてと頼んだことも許可したことももちろんないです。
 その後、試合後、ホテルに戻って一平さんと初めてそこで話をして、彼に巨額の借金があることをその時、知りました。
 彼はその時、私に僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していたということを僕に伝えました。
 僕はやっぱり、これはおかしいなと思って代理人と話したいということで代理人たちを呼んで、そこで話し合いました。
 話を終わってこれを聞いて僕の代理人も彼に嘘をつかれていたことを初めて知って、すぐにドジャースの皆さんと弁護士の人たちににその時に連絡しました。
 ドジャースの皆さんも代理人の人たちも彼らもその時に初めて自分たちも嘘をつかれていたとその時に知りました。
 そして、僕の弁護士の人たちがこれは窃盗と詐欺なので、警察当局に引き渡すと報告をその時にしました。
 これがそこまでの流れなので、僕はもちろんスポーツ賭博に関与してないし、ブックメーカーに送金していた事実もまったくありません。
 正直ショックという言葉が正しいと思わないですし、それ以上の言葉では表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきたので、今はそれを言葉にするのは難しいなと思っています。
 ただ、シーズンも本格的にスタートするので、ここからは弁護士の方々にお任せしますし、僕自身も警察当局に全面的に協力したいなと思っています。
 気持ちを切り替えるのは難しいですけど、シーズンに向けてまたスタートしたいですし、今日まずお話をできて良かったと思っているので、今日は質疑応答はこれが今、お話できるすべてなので、質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います。
 以上です。ありがとうございました。

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