ヤクルト丸山和 外野「レギュラー」獲りへ“奥川バット”で打率・280

[ 2023年12月8日 22:13 ]

契約更改したヤクルト・丸山和は色紙に「レギュラー」と記した
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 ヤクルト・丸山和郁外野手(24)が8日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、100万円アップの年俸1600万円でサインした(金額は推定)。

 2年目の今季は67試合で打率・206、0本塁打、7打点、7盗塁。「けがに始まり、前半戦の打率も最悪で、本当に去年よりも内容も悪いですし、本当に悔しい一年になってしまった。このオフ期間、しっかりともっと自分に厳しくして、来年はレギュラーを取れるように頑張ってやりたいと思います」と色紙に「レギュラー」と記した。

 元楽天の西川も加わり来季はさらに激しくなる外野手争い。勝ち抜くために「打率・280以上は頑張って打ちたい」と設定。打力向上を目指し、現在は秋季キャンプ中に大松打撃チーフコーチから「使ってみろ」と渡された投手・奥川のバットを振り込んでいる。

 「ヘッドが重い。もともとヘッドを使うのが苦手で、体がブレて振ってしまうので、今は脱力して、その重さでバットを振るという。コンタクト率につながってくるかなと。いい打球は増えては来ていたので。これからですね」と感覚をつかみつつある。俊足強肩の24歳はゴールデングラブ賞獲得と20盗塁にも意欲を見せた。

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