【現役ドラフト】日本ハム・長谷川、ソフト・水谷が事実上の“トレード”

[ 2023年12月8日 17:05 ]

ソフトバンク・水谷(左)と日本ハム・長谷川
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 出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目指し、昨年から導入された現役ドラフトが8日に行われた。

 日本ハムの長谷川威展投手(24)がソフトバンクへ、ソフトバンクの水谷瞬外野手(22)が日本ハムへそれぞれ移籍が決定。事実上の“トレード”となった。

 左腕の長谷川は花咲徳栄時代、清水達也(現・中日)、西川愛也(現・西武)らと同期。金沢学院大では大学日本代表候補に選出され、2021年ドラフトで6巡目指名を受け日本ハムに入団した。今季は9試合に登板。イースタン・リーグでは最多勝となる8勝をマークしていた。

 水谷はナイジェリア人の父を持つ1メートル93、99キロの大型外野手。石見智翠館では高校通算21発も甲子園出場なし。18年ドラフト5位でソフトバンクに入団。昨年は2軍で13試合に出場し、打率・256、1本塁打、3打点。プロ入り後、1軍デビューはないが、今年は打撃で開眼。8月の月間打率・526。9月も打率・299と好調をキープした。マジック1で迎えた先月29日の中日戦(タマスタ筑後)では決勝の押し出し四球を選んで3年ぶりの2軍の優勝にも貢献した。

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