DeNA「番長」三浦監督　母校・高田商で「サプライズ講演会」　珍問答連発でタジタジ！

＜三浦大輔監督母校訪問＞生徒らに見送られる三浦監督（撮影・岸　良祐）
Photo By スポニチ

　DeNAの三浦大輔監督が8日、母校の高田商（奈良）を「サプライズ訪問」し、後輩たちに向けた「講演会」を実施した。

　監督就任後、母校の生徒らの前で話すのは初。体育館に集合した生徒らの前に「サプライズ」で登場すると、場内からどよめきが起こった。

　指揮官が在籍時、野球部監督だった山下善啓校長の計らいで実現した講演会は、三浦監督の「話しばかりだとつまらなくなるから」の発案で、冒頭から質疑応答形式で実施。

　「女子ソフトボール部ですが、将来DeNAに入れますか？」。「サッカー部ですが、シュートの精度を上げるにはどうすればいいですか？」「ラーメン屋の店長になりたいんですが、大変ですか？」「リーゼントを触らせて下さい」など、野球の枠を超えた質問、リクエストに、タジタジになりながらも丁寧に対応した。

　最後に「仲間を大切に、信頼関係を大切に」と熱弁し、全生徒のお見送りを受け約1時間の講演は終了。

　番長は「高校を辞めようとも思っていた男が、講演会をしている。そして、高校時代に教育指導を受けた会議室で囲み取材を受けている。人生ってわからない」と目を輝かせて母校を後にした。