ソフトバンク・尾形「6・5点以上を」 バウアー式で制球力アップ目指す

[ 2023年11月5日 06:00 ]

コントロールを重視して投球練習するソフトバンク・尾形
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 ソフトバンク・尾形がバウアー式で制球力アップを目指している。サイ・ヤング賞右腕のDeNA・バウアーも活用しているアプリを導入。「バウアーがやっているんですけど、自分のコントロールは今日は何点だったなって機械的に出している」。筑後ファーム施設のブルペンで48球を投じ、1球ごとにストライクゾーンを9分割したコース、球種を指定して投げた。

 球団が導入している投球計測器「ラプソード」からデータをアプリに打ち込むと、10点満点でスコアが出される。「1軍の制球のいい投手なら6・5点以上が出る。それをずっと出せるように」。特に点数が低いチェンジアップの精度向上を目指している。

 今季1軍では12試合に登板。2軍ではウエスタン・リーグ最多の16セーブを挙げた右腕は「1軍でも9回を締めたいっていう思いはある」と7年目となる来季を見据えた。 (森 寛一)

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