あの“問題児”ノイジーが!虎党も衝撃の一撃、世界トレンド1位に急浮上「これも岡田監督の演出…」

[ 2023年11月5日 20:20 ]

SMBC日本シリーズ2023第7戦   阪神―オリックス ( 2023年11月5日    京セラD )

日本シリーズ<オ・神>4回1死一、二塁、先制3ランを放ちナインとハイタッチをかわすノイジー(撮影・大森 寛明)
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 勝てば38年ぶりの日本一となる阪神が、シェルドン・ノイジー外野手(28)の貴重な一発で先制した。

 0―0で迎えた4回、1死から森下が左前打、大山が死球で出塁し、1死一、二塁とすると、ここでノイジーが左翼席へ3点本塁打。前日4日の第6戦でもオリックス・山本から先制アーチを放っているN砲が2試合連続弾を叩き込んだ。

 球団外国人選手による日本シリーズでの一発は、85年のバース以来。前日に勲章を手にした男は、この日も大仕事を果たした。さらに5回にも追撃の適時打を放つなど存在感を見せた。

 この貴重な先制弾に虎党は歓喜。「ノイジー」「バースの再来」「阪神日本一」などが続々トレンドワード入りし、「ノイジー」が世界トレンド1位まで急浮上した。

 シーズン中はなかなか調子が上がらず、岡田監督から苦言を呈されたことも多かった。6月6日の楽天戦ではボール球に何度も手を出すノイジーに対して、同監督は「何十回目よ」「立っといたら全部フォアボールやんか」「もう俺も辛抱できひんからな」などと怒り口調で話し、翌7日はスタメン落ちするなどしたこともあった。ペナントレースでは打率・240、9本塁打と物足りなさもあった“問題児”だが、今や日本一には不可欠な選手になってきた。

 X(旧ツイッター)では「当たってるノイジーを5番に上げて来たのも岡田采配やからな」「岡田がずっとノイジーをスタメンにしてたのは、これを見越してやったんか」「これも岡田監督の演出やったらスゴすぎる」「このノイジーの一発で試合が決まるなら散々言われながらも一貫して使い続けて来た岡田監督の名采配となるだろうな泣」「1年間岡田監督がノイジーを使い続けたんは今日のためだったのか」など、岡田監督の“我慢”の采配に言及するファンも多かった。

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