滝川二の最速149キロ右腕・坂井陽翔 3回無失点好救援「いつでも行けるように心も体も準備」

[ 2023年7月19日 06:00 ]

第105回全国高校野球選手権兵庫大会4回戦   滝川二3―1神港橘 ( 2023年7月18日    ほっと神戸 )

<滝川二・神港橘>7回から2番手で登板する滝川二・坂井(撮影・亀井 直樹)
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 1点リードの場面で出番は回ってきた。「4番・右翼」で先発出場した最速149キロ右腕の滝川二・坂井陽翔(はると=3年)は、7回からマウンドに上がると3回1安打無失点と好救援。「毎試合いつでも行けるように心も体も準備してます」と冷静に話した。

 幾度となくチームの窮地を救ってきた。3回戦では自ら志願した救援登板で好投し、明石南を撃破。この日も、僅差の場面で登板すると一気に試合の流れを変えた。7回を打者3人で抑えると、直後の攻撃では女房役の田村武琉(3年)がソロ本塁打。貴重な追加点で試合の主導権を握った。

 次戦は、今夏初めて先発として登板予定。エース右腕は「まっすぐの質を高めていきたい。体の切れをもっと完璧につくっていけたら」と意気込んだ。(山手 あかり)

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