【球宴】全セ高津監督が岡田コーチのリクエスト要求の裏側説明　ベンチ不在の理由「言い訳じゃないけど…」

マイナビオールスターゲーム2023第1戦   全セ1―8全パ （ 2023年7月19日    バンテリンD ）

オールスター第1戦＜全セ・全パ（1）＞2回、リクエストを行使しようとするも高津監督不在の全セベンチ（撮影・大森　寛明）
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　「マイナビオールスターゲーム2023」第1戦は19日、バンテリンドームで行われ、全セは1―8で敗れ2021年の第2戦から4連敗。通算成績を80勝89敗11分けとした。

　全セの高津監督は試合後、2回にあった岡田コーチ（阪神監督）のリクエストについて弁明した。

　「言い訳じゃないけど、いいピッチャーがいっぱいいるんで、ブルペン行ってたの」と“事件当時”は全セのブルペンで中日・小笠原のピッチングをチェックしていたと明かした。その時にブルペン内のモニターでノイジーの一連のプレーを見ていた高津監督。「そしたら岡田監督が出ていて、あれ“俺の仕事が…”って（笑い）。ベンチに戻って“すみません”って」と舞台裏を明かした。

　場内アナウンスで「“高津監督からリクエストです”と言っていましたが」とツッコまれると「すみません、ブルペンにいました」と苦笑いを浮かべ報道陣の笑いを誘った。

　同じ場面について阪神・岡田監督は試合後「高津がおらんかったからな。インタビューかなんかしてたんちゃうか」と説明。ノイジーの好返球でアウトを確信していたのか聞かれ「いやいや。お前、みんながアウトアウト言うし、ちょうどベンチにいてなかったからな。それで俺がもうしょうがなしにや」と“監督代行”の心境を語り笑った。

　0―4の2回2死走者なしでセ先発の村上が投じた5球目をパの近藤（ソフトバンク）がはじき返すと、打球は左翼フェンスに直撃。左翼手のノイジーが抜群のクッション処理から二塁へ好返球も一度セーフの判定。中野がベンチに向かって笑顔でかリクエストを“要求”。するとベンチの岡田コーチも思わずリクエストを要求。その後正式にリプレー検証が行われ、判定は覆りアウトになった。SNS上では「岡田コーチのリクエスト笑う」「高津監督じゃなくて岡田コーチがリクエストポーズ要求するまさかすぎる」「ルールは？笑」「球宴だから面白い！」などの声が上がっていた。