【現役ドラフト】初開催を終え選手会・森忠仁事務局長は移籍が決まった選手が「ポジティブに捉えていた」

[ 2022年12月9日 18:58 ]

森忠仁事務局長
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 出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目指し、初導入された現役ドラフトが9日に行われ、12球団12人の選手が新天地へ移籍することが決まった。

 日本プロ野球選手会・森忠仁事務局長は初の試みとなった現役ドラフトを終え「皆が新しい球団に行って、活躍してもらえることを願っています。移籍が決まった選手全員に選手会から連絡したら、ポジティブに捉えていたので、開催できて良かった。詳しくは2月に個別に聞いていこうと思うけど、(皆)チャンスに捉えていた」と移籍する選手が前向きだったと喜んだ。そして、即戦力として移籍先で活躍できそうか問われると「比較的、そのように感じます。選手会が望んでいたものに近い形だった」と充実の表情で振り返った。また、今回、移籍が決まった選手については「支配下登録した選手(の移籍)だから、育成にできない」と説明した。 

 また、来季以降への課題については「まだ検討できていないところもあるので今回、移籍した選手の活躍を見てからになると思う。皆、活躍してくれて、成功となる」と移籍する選手の成功を願った。

 現役ドラフト実施まで「ちょっと時間がかかってしまった。感慨深いものがあります。ただ、これから選手会が取り組む保留制度改革のまだ一部。保留制度改革全般がスタートした」と今後も制度改革に意欲的な姿勢を見せた。
 

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