ヤクルト・村上 3年総額15億円以上へ近日中契約更改交渉 巨人・菅野超えプロ6年目最高額だ

[ 2022年12月9日 05:30 ]

ヤクルト・村上宗隆
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が近日中に都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年総額15億円以上の大型契約を提示される見込みだ。

 プロ5年目の今季は56本を放ち、王貞治(巨人)を抜く日本選手シーズン最多本塁打記録を達成。史上最年少で3冠王にも輝き、不動の4番としてリーグ連覇に導いた。流行語大賞にも選ばれた「村神様」に対し、球団側も最大限に評価。今季の2億2000万円から倍増どころか、5億円を超える大幅昇給を提示するとみられる。

 6年目の年俸は高卒ではオリックス・山本の今季3億7000万円が最高額。大学、社会人出身を含めても、村上は巨人・菅野の4億5000万円を抜く史上最高額となる。

 球団が誠意を示すのは、年俸だけではない。村上にとって初の複数年契約で、年数は3年だ。22歳のスラッガーは将来のメジャー移籍への意思を表明し「行けるのであれば早く行きたい」と早期挑戦を希望している。大リーグでは25歳未満の海外選手に対して契約総額の上限が決められているが、3年後のオフならポスティングシステムによる大型契約を結ぶことができ、球団側にも譲渡金が入る。初の複数年契約が夢への足かがりとなる。

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2022年12月9日のニュース