今年が創立100周年イヤーの高鍋が来春のセンバツ出場に一歩前進 21世紀枠地区候補9校決定

[ 2022年12月9日 21:10 ]

選手のみでミーティングをする高鍋の選手たち
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 第95回選抜高校野球(来年3月18日から14日間、甲子園)の21世紀枠の地区候補9校が9日発表され、九州地区からは高鍋(宮崎)が選ばれた。

 今年が創立100周年イヤーの伝統校が来春のセンバツ出場に一歩前進した。山本一夫監督は選手に「喜ばしいというか名誉なことなので、それをエネルギーに代えてまた頑張っていこう。九州地区の代表として選ばれたことだけでも自信にして頑張っていこう」などと声をかけた。

 秋の宮崎大会で準優勝。九州大会では21年の選抜準優勝の明豊(大分)と初戦で対戦。相手を上回る7安打、無失策と奮闘したが0―2で惜敗した。

 また、毎朝の学校内、学校外の清掃活動を行っている。山本監督は「清掃で心を磨こうと。勉強は自分に帰ってくるけど、清掃は他人を喜ばせること。他人を喜ばせることをしよう」と選手に伝えている。森下謙信主将(2年)は「やっていて、清々しい気持ちになります」と好循環を生んでいる。

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2022年12月9日のニュース