楽天が12年ドラフト1位・森雄大ら育成4選手に戦力外通告

[ 2022年10月19日 14:20 ]

楽天・森雄大
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 楽天は19日、育成選手の森雄大投手(28)、石田駿投手(25)、マーキ内野手(27)、釜元豪外野手(29)の4選手と来季は育成再契約を結ばないことを通告したと発表した。

 森は東福岡高から12年ドラフトで2球団から1位指名を受け、競合の末に楽天に入団した。14年にプロ初勝利を含む2勝を挙げたが、その後は度重なる故障に苦しんだ。19年から育成契約となり、支配下復帰をを目指していた。1軍での通算成績は28試合で3勝6敗、防御率4・58。球団を通じて「星野仙一さんに獲っていただいて、星野さんのもとで初勝利をあげられたことが一番記憶に残っています。最近はずっと苦しかったですね。特にここ3年は苦しかったですが、今はスッキリした気持ちです。長い間、大変お世話になりました」とコメント。

 今後は未定で、トライアウトは受けないという。

 マーキはハワイ大からの“逆輸入選手”として19年育成選手ドラフト3位で入団。「5ツールプレヤー」を目標に掲げて支配下登録を目指していた。

 ▼石田駿 2年間という短い期間で1年目からなかなかうまくいかないことが多く、2年目の後半にようやく状態も上がってきていたので、もう少しやれたんじゃないかなという思いもあり、今は悔しい思いしか残っていないです。

 トライアウトは受ける方向で考えていますので、まずはそこに向けてしっかり練習を続けていければと思っています。短い間ではありますが応援いただきありがとうございました。

 ▼マーキ 石井監督に1軍キャンプに呼んでいただいたり、三木監督には試合でたくさん使っていただいたなかで、結果が出せず目標を達成できなかったので悔しい気持ちがありますし苦しかったです。それでもたくさんの応援をいただいたファンの皆さんには感謝しかないですし、たくさん背中を押していただきました。

 トライアウトを受けるかどうかはまだ決められていないですが、今後も野球を続けたいという気持ちはありますので時間を作ってしっかり決めていきたいと思います。

 ▼釜元豪 昨年、戦力外を受けた立場でしたが拾っていただいて、1年でもプレーする機会をいただいて楽天イーグルスには感謝の気持ちです。東北にきてほぼ2軍での生活ではありましたが、ここでしか出会えない方々や先輩、後輩、監督、コーチに出会えたこともいい経験になりました。

 今後はまだ全然決まっていないのですが、まずは家族と話をしてしっかり決めていきたいと思います。短い間ではありましたがお世話になり、ありがとうございました。

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2022年10月19日のニュース