ヤクルト ドラフト1位指名公表 3冠王・村上三振斬りの東芝・吉村貢司郎、最速153キロの本格派右腕

[ 2022年10月19日 17:37 ]

東芝・吉村
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 ヤクルトの高津臣吾監督(53)があす20日のドラフトで、東芝の右腕・吉村貢司郎投手(24)を1位指名すると公表した。最速153キロを誇る吉村は国学院大から東芝に入社して3年目。今夏の都市対抗など数々の大舞台を経験した。

 「村上斬り」が1位指名公表に大きくつながった。CS最終Sを控えた6日のヤクルトとの練習試合では先発で、3回を3安打無失点で7三振を奪った。

 日本人最多のシーズン56本塁打を記録した村上に対しては135キロのフォークで空振り三振を奪った。セ・リーグ優勝チーム相手の快投で評価を急上昇させた吉村は「NPB相手に自分の球がどれぐらい通用するのかなと楽しみでもあった。(村上や山田は)スイングのスピードが社会人と全然違ったので、投げながら“すげえ”と思いました」と語り、20日のドラフト会議に向けて「意識はしますけどチームのことを考えながらやっています」と話していた。

 これで9球団が公表。残り3球団の動向に注目が注目が集まる。

 ◇吉村 貢司郎(よしむら・こうじろう)1998年(平10)1月19日生まれ、東京都出身の24歳。小2から「扇ターキーズ」で野球を始める。足立八中(現鹿浜菜の花中)では「足立ベルモントボーイズ」に所属し投手兼外野手。日大豊山では3年夏の東東京大会準優勝。国学院大を経て、20年から東芝でプレー。1メートル83、80キロ。右投げ右打ち。

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