【ダルと一問一答】7回2失点の好投実らず黒星「2本目の本塁打が…。1―0でキープできていれば」

[ 2022年10月19日 13:34 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   パドレス0―2フィリーズ ( 2022年10月18日    サンディエゴ )

<パドレス・フィリーズ>パドレス先発のダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(36)は18日(日本時間19日)、本拠地ペトコパークで行われたフィリーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦に先発登板し、7回3安打2失点、7奪三振の力投を見せたが、打線の援護なく黒星を喫した。パ軍打線はわずか1安打に抑えられ、0―2で敗れた。

 初回は先頭のシュワバーに四球を出し、暴投で無死二塁としたが、後続を打ち取って無失点で切り抜けた。2、3回も無失点に抑えたが、4回は1死からハーパーに先制の左越えソロを被弾。5回は3者凡退で、6回無死からシュワバーに右越えソロを浴びた。7回は3者凡退に抑えて、この回で降板した。

 試合後、ダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

――素晴らしい投球を振り返って。

 「4シームが久しぶりに、1カ月以上ぶりくらいに良かったので、スライダーも良かったですし、右打者の2シームもインコースに投げられてすごく良かったと思います」

――2本のソロ本塁打を打たれた。

 「ハーパーのはボール球でしたし、外に2シームを投げたかったので。すごく高く上がったので入らないかなと思ったんですけど。それよりもシュワバーのホームランが…1―0で相手投手が良い投球をしてるというところで完ぺきに打たれてしまったので。2―0になったところでちょっと。1―0でキープできていればみんなの気持ちもまだ違ったと思うんですけど、ちょっとチームが沈んだのかなという感じはしますね」

――7奪三振のうち6個が見逃し三振。配球も冴えていた。

 「打者が全体的に変化球をずっと狙っているのは分かっていましたし、特に2ストライクで自分がいつもここだったら変化球かなというところで、あえて4シームを投げることによって相手の裏をかけるかなと感じたので、いいところに投げられたと思います」

――次は4戦目か5戦目の先発。そこに向けての準備は。

 「プレーオフになると中3日でも中4日でもどっちでも対応できるように。自分はもう36歳ですし、いつ体が壊れて引退しても全然大丈夫だと思って投げているので、チームのためにちゃんと準備したいと思います」

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