日本ハムにトレードの江越 遅咲きでもいい。課題の打撃克服し北の大地で躍動してほしい

[ 2022年10月19日 08:00 ]

阪神・江越 
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 【記者フリートーク】大学時代に見ていた江越は、プロに入っても変わらなかった。駒大野球部では、記者の1年後輩。ともに過ごした3年間、努力している姿をあまり見せることはなかった。ただ、寮生活では同級生や後輩らの輪の中心にいるかと思えば、スッと姿を消し、室内練習場で打撃練習をして汗だくで戻ってくる。一昨年の春季キャンプからはホテルの自室に炭酸ボンベを導入。炭酸風呂に毎日つかり、疲労回復に努めていると明かしてくれた。

 近年は課題の打撃に悩んでいた。「本当にここ数年は何をしていいか分からない感じでした。何をしてもダメみたいな」。令和に入り1軍では無安打。課題はもちろん自身が一番理解している。それでも江越のポテンシャルを知る先輩、同級生、後輩は活躍を信じている。遅咲きでも何でもいい。北の大地で躍動する姿を見たい。(阪神担当・石崎 祥平)

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