フィリーズ・シュワーバーの一発は自身最速&最長 記録続出のフィリーズ対パドレス戦

[ 2022年10月19日 13:45 ]

ナ・リーグ優勝決定シリーズ第1戦   パドレス0―2フィリーズ ( 2022年10月18日    サンディエゴ )

6回にペトコパークの右翼最上階に本塁打を放ったフィリーズのシュワーバー(AP)
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 今季ナ・リーグ最多の46本塁打を記録したカイル・シュワーバー(29)がパドレスのダルビッシュから6回に右越えに放ったソロ本塁打の打球速度は119・7マイル(192・6キロ)。これはメジャーがデータ解析ツールの「スタットキャスト」を導入した2015年以降のプレーオフでは最速となった。

 また飛距離488フィート(148・7メートル)は自身最長弾。2004年開場のペトコ・パークの外野席最上階に突き刺さった一発はこれが初めてで、飛距離も球場史上最長となった。

 ブライス・ハーパー(30)も4回に右越えにソロ本塁打。同選手はブレーブスとの地区シリーズ第3戦と第4戦(14、15日)でも一発を放っており、これが3試合連続の本塁打となった。

 同選手はナショナルズ時代を含め、プレーオフ通算26試合で9本塁打。同一シーズンのプレーオフでの3試合連続弾はフィリーズでは1983年のゲイリー・マシューズ以来、史上2人目となった。

 パドレスはメッツとのワイルドカード・シリーズ第3戦で先発のジョー・マスグレイブ(29)らの好投で、投手陣が1安打しか許さず6―0で完封勝ち。しかしこの日は打線がわずか1安打しか記録できずに零封負けを喫した。

 同一シーズンのプレーオフで投手陣が1安打に抑え、打線が1安打に抑え込まれたのはパドレスが初めて。またこの日は両軍併せて4安打だったが、これは2004年のカージナルス対アストロズのリーグ優勝決定シリーズ第5戦、2013年のカージナルス対パイレーツの地区シリーズ第4戦に並ぶ最少記録となった。

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2022年10月19日のニュース