オリ・能見が引退発表 16日会見で後輩にどんなメッセージ残すか 球団は来季専任コーチを要請方針

[ 2022年9月16日 04:45 ]

<オ・日>笑顔で練習を行う能見(撮影・北條 貴史)
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 オリックスは15日、能見篤史投手(43)が今季限りで現役を引退することを発表した。16日に引退会見を開くことが決定。出場選手登録はされていないが、この日もウオーミングアップから参加。試合前練習では先発登板前の山岡の投球練習を座って受けるなど、兼任コーチとして動き回った。

 宮城が8月の月間MVPを受賞した時に「絶対に投げやりにはなるな」という能見からの教えを忠実に守ったおかげと感謝するなど、チームメートにも慕われている。球団は指導者としての手腕も高く評価しており、来季は専任コーチとして再入閣を要請することも決まっている。

 今季はわずか4試合に登板しただけで3回1/3を1失点(防御率2・70)のみで、近しい関係者には「やりきった」と話している。阪神で16年間、オリックスでは2年間、計18年間で先発も中継ぎも経験した通算104勝の左腕がきょうの会見で胸中を明かす。最後に後輩たちにどんなメッセージを残すのか、関西のプロ野球ファンにどんな感謝の言葉を並べるのか、注目される。

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