R・クレメンテ・デーで異色のラインアップに レイズの先発全員がラテン・アメリカ系選手

[ 2022年9月16日 10:11 ]

全員がラテン・アメリカ出身となったレイズの先発勢(AP)
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 9月15日は元パイレーツのスター選手で1972年に飛行機事故で死亡したロベルト・クレメンテ(享年38)を称える「ロベルト・クレメンテ・デー」だったが、敵地トロント(カナダ)でブルージェイズと対戦したレイズのケビン・キャッシュ監督(44)は、DHを含めた打線の先発9人を全員、ラテンアメリカ出身の選手で固めた。

 クレメンテ氏はプエルトリコ出身。この日のレイズ打線はドミニカ共和国3人、キューバとベネズエラ各2人、コロンビア、メキシコ各1人というクレメンテ氏に縁のある?ラテン系ラインアップになった。

 試合では全員が殿堂入りしているクレメンテ氏と同じ背番号21のユニフォームを着用。ア・リーグ東地区3位のレイズは2回に9号3ランを放ったヤンディ・ディアズ(31=キューバ)らの活躍もあって11―0で同2位のブルージェイズに勝って80勝63敗。先発した米国出身のシェーン・マクラナハン(25)は5回を3安打、無失点で12勝目(5敗)を挙げた。

 ブルージェイズは3連勝を逃して81勝63敗。レイズとは0・5ゲーム差となった。

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