ヤクルト・古田臨時コーチ 連覇へ“方程式”伝授「経験伝えられたら」

[ 2022年2月6日 05:30 ]

ブルペンでボールを受けたヤクルト・清水(右)と話す古田臨時コーチ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの元監督で球団OBの古田敦也氏が2年連続で沖縄・浦添キャンプに臨時コーチで合流。初日から約7時間も指導し「(最下位から巻き返しを狙った)去年とは立場が違う。敵は“ヤクルトにだけは負けん”と思う。はね返していかないといけない。そういう経験を伝えられたら」と「連覇の心得」を伝授していく考えだ。

 昨年は春季キャンプで古田イズムを注入されたチームは2年連続最下位からリーグ優勝と20年ぶりの日本一を達成。92、93年の球団唯一のリーグ連覇を知る名捕手はブルペンで昨年に続き42歳の石川のボールも受け「衰えを感じない」と太鼓判を押した。志願してきた清水のボールも受け「経験値があるんだから、自分を信じてやりなさい」と助言した。

 自身が現役時代に背負った背番号「27」を今季から受け継いだ正捕手の中村や高卒2年目の内山壮ら捕手陣にはキャッチングの極意も教え、夜にはミーティングも実施。第3クールが終わる13日まで、精力的に動き回る。(青森 正宣)

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2022年2月6日のニュース