阪神・高橋 左肘手術後初のブルペン「痛みは徐々に無くなってきた」 2月中の本格投球再開目指す

[ 2022年2月6日 05:30 ]

阪神・2軍安芸キャンプ

<阪神2軍キャンプ>ブルペンで感触を確かめる高橋(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・高橋が安芸キャンプ第2クール初日に手術後初のブルペンに入り、捕手を立たせて12球。順調な回復ぶりをアピールした。

 「痛みは徐々に無くなってきた。自分の中で投げられる幅が広がってきている」

 昨年11月の左肘クリーニング手術から、確実に上昇曲線を描いている。第1クールから約90メートルの遠投を2度こなすなど練習強度を上げるとともに、キャンプ中も細かく患部の状況を確認。この日も遠投後、自らの状態を入念にチェックした上でブルペンに入った。「それなりに狙ったところに投げられましたし、リリースの感覚も悪くなかった。最初にしては良かった」。充実した表情を浮かべる半面、油断はない。決してオーバーペースにならないようトレーナーと日々相談しながら、リハビリ課程を慎重に歩んでいく算段だ。

 2月中の目標としては、捕手を座らせた本格的な投球再開に照準を定めた。「球数をたくさん投げられるところまでいければ」。背番号29がマウンドに帰る日は、着実に近づいている。(石崎 祥平)

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2022年2月6日のニュース