新庄監督、マイクパフォで沸かせた「これぞプロ、というプレーを見てください!」

[ 2022年2月6日 05:30 ]

シートノックでマイクを手に選手に指示を出す日本ハム・新庄監督(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハム・新庄監督が「DJ・SHINJO」に変身した。第2クール初日は名護のBIG組(1軍)を視察し、シートノック中にはマイクパフォーマンスも披露。今キャンプ最初の土曜日に集まったファンを楽しませた。

 「これぞプロ、というプレーを見てください!」。マイクを握ったビッグボスの力強い言葉でシートノックが始まった。内外野のポジションを随時入れ替えながら走者をつけたノックでは一塁ベンチ前から「1死満塁」などと状況を説明。左飛を処理した左翼・今川に対しては「余裕があるからもっともっと後ろから(助走をつけて)。あと2歩後ろから」と助言し、右翼・万波が本塁へ暴投した際は「もう1回!」とやり直しを求めた。

 一方で好プレーの際には観客席のファンに向かって大きな拍手を要求。「拍手が大きくなって選手に届くと、選手も燃えてくるから」と狙いを説明した。またノッカーの稲田内野守備走塁コーチに打球方向の指示を出していたが、思ったような打球が飛ばなかった際は「ノッカー!」とやじったり、2度も派手なズッコケを披露。体も張って盛り上げた。

 前回の有観客だった20年の春季キャンプで最初の土曜日だった2月1日の観衆は1000人。この日は2・5倍となる2500人のファンが集まった。3日までの第1クールでもBOSS組(2軍)の国頭キャンプに高級三輪バイクで登場したり、フラフープを使った送球練習を行うなど話題を集めた新庄監督。第2クールも「らしさ全開」で突っ走る。(東尾 洋樹)

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