阪神・伊藤将　能見直伝フォーク3球試投も「誠志郎さんに聞いたら“まだ落差小さいかな”と」

紅白戦   白組4－2紅組　※特別ルール （ 2022年2月6日    沖縄・宜野座 ）

＜阪神宜野座キャンプ＞　2回無失点の投球を見せた伊藤将（撮影・大森　寛明）
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　阪神・伊藤将は第1クールで重点的に取り組んできた直球を主体に、今春取り組むフォークも試投した。どちらも1月に合同自主トレしたオリックス・能見から学んだことだ。

　「ストレートは、しっかり投げられたと思う。（坂本）誠志郎さんと話して右（打者）のインコース、左（打者）のインコースをしっかり投げることを意識した。まだ甘い部分があった」

　2回打者7人を1安打。フォークは初回の大山への4球目（ファウル）と2回の長坂への2球（空振りと一ゴロ）の計3球を数えた。「空振りも取れた。誠志郎さんに聞いたら“まだ（落差が）小さいかな”と。練習してやるだけ」。結果ではなく準備。明確な目的が見える2年目の初実戦だった。