広島・田中広、中神、西川がコロナ陽性 球団選手の陽性者は今月8人に 29日の合同練習は急きょ中止

[ 2022年1月30日 05:30 ]

新型コロナ陽性判定を受けたた広島・田中広
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 広島は29日、田中広輔(32)、中神拓都(21)の両内野手、西川龍馬外野手(27)と球団スタッフ1人がPCR検査で新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表した。

 球団は、28日に春季キャンプに参加する選手らを対象にしたスクリーニング検査を実施。いずれも無症状だった田中広、中神、スタッフ1人の陽性が判明した。他球団の陽性者と接触した西川は、自主隔離中の28日に38度の発熱があり、PCR検査で陽性となった。

 29日は合同練習を急きょ中止して球団施設内を消毒。選手、首脳陣、球団スタッフへのPCR検査を再度実施した。田中広は22日にマツダスタジアムでの合同練習に合流。中神は24日まで沖縄市内で堂林、宇草と練習しており、球団判断で濃厚接触者の疑いのある者は自主隔離となった。

 30日に3日連続のPCR検査を行い、合同練習を再開予定。鈴木清明球団本部長は「PCRの結果で変わるかもしれないので、いまの段階で“キャンプをこうする”とは言えない」と説明。今月の球団の陽性者は、選手8人、スタッフ2人の計10人となった。

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2022年1月30日のニュース