ソフトバンク・尾形 地獄の一日4部練習で究極ボディー完成 マラソン大迫さんら指導の五味氏に師事

[ 2022年1月30日 05:30 ]

オフには一日4部練習を敢行した尾形
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 自己最高のボディーが完成した。5年目のソフトバンク・尾形が、宮崎春季キャンプA組(1軍)スタートを前に有り余る手応えを明かした。宮城県の実家に帰省せず自主トレを続け「仕上がりはキャリアハイですね(笑い)。体は今までで一番いい」と胸を張った。

 このオフは福岡市内で一日4部練習を敢行。早朝のウエートに始まり、近所の坂道ダッシュを7本×3セット。自宅からペイペイドームまで約25分のウオーキング後にドームで有酸素ランメニュー。再び歩いて帰宅し夜は体幹でいじめ抜いた。昨年12月1日から年末まで週5日ペースでこのメニューを消化。1月には、男子マラソン東京五輪代表の大迫傑さんや陸上女子短距離の福島千里らを支えた五味宏生トレーナーに1週間の指導も受けた。「骨格筋の数量も変化し、走るフォームも球も変わった。これで自分を出し切れる」。春季キャンプ恒例の12分間走で20年に投手トップの距離を走ったのが尾形。このオフも走り込んだが、体重は86キロを維持した。身体も鍛錬に慣れた。

 昨秋のキャンプ後、首脳陣から「1イニングをきっちり抑えられるように」と課題を出された。「A組は競争ですがチャンスですから。変化を見せられたら」と信頼される中継ぎを目指す。 (井上 満夫)

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2022年1月30日のニュース