オリックス・由伸の“珍トレ”は一見の価値 サブグラウンドでの自主トレは報道陣も見逃しがち

[ 2022年1月30日 05:30 ]

2022年 オリックスキャンプガイド

オリックス・山本由伸のトレーニングは一見の価値あり

 2年ぶりに有観客で行われる春季キャンプが2月1日に12球団一斉にスタートする。それに伴い、スポーツニッポンではオリックス担当記者が見どころをチェック。山本由伸投手(23)の意外な練習に注目ポイントを掲げた。

 注目は絶対エースの山本。150キロ超の直球に高速フォークにカットボール、ブレーキの利いたカーブが生む強烈な緩急もエグい。新型コロナウイルス感染予防対策のためブルペン投球は観覧できない可能性があるが、山本独特のトレーニングは一見の価値がある。

 全体練習後、山本は人気のないサブグラウンドに移動して黙々と個人練習するのが恒例。長さ60~70センチ、重さ400グラムのプラスチック製のやりを使用する「ジャベリックスロー」。美しい放物線で、数十メートル先へ豪快に飛ばす様子は圧巻だ。このサブグラウンドはメイン球場から離れているため、報道陣も見逃しがち。昨春キャンプで、重さ約4キロのハンマー投げの器具を横歩きに合わせて円運動する「ハンマートレ」を、こっそり行っていたことが判明したのも、この場所だった。常に進化を模索する背番号18の“2022年版・珍トレ”を、いち早く見ることができるかも。(オリックス担当・湯澤 涼)

 【オリックスキャンプ地の観戦ルール】
 マスク着用を義務付け、うがい・手洗いの徹底。密を回避するためのソーシャルディスタンスを励行するなど、新型コロナウイルス感染予防対策に務める。清武第1、第2ともスタンドのみ観戦可。

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2022年1月30日のニュース