オリックス・舜平大 来年の漢字に「飛」 「今年は経験の年。来年は飛躍の年に」強力先発陣に割って入る

[ 2021年12月14日 05:30 ]

来年の漢字に「飛」を掲げたオリックス・山下舜平大
Photo By スポニチ

 オリックス・山下が自身の来年の漢字として「飛」を掲げ、2年目の飛躍を誓った。

 「今年はいろんな経験をさせてもらった経験の年。来年は飛躍の年に。先発ローテーションに入らないと投げられないし、勝たないと1軍で使ってもらえないので頑張りたい」

 1年目の今季はウエスタン・リーグ18試合で2勝9敗、防御率5・48ながら、直球とカーブだけで1年間を投げ抜いた。今夏タマスタでの同ソフトバンク戦で斉藤和巳氏と対面しフォークの握りを教わった。「深く挟まず縫い目に指を合わせる感じで直球みたいに投げろと」。06年投手5冠、沢村賞2度の経歴を誇った右腕の宝刀で投球の幅を広げる。

 「2月1日にはブルペン入りできるよう準備していく」と絶対エースの山本に山岡、宮城、田嶋が並ぶ先発陣に割って入る構え。次世代のエース候補が、進化の足掛かりをつかむ1年とする。 (湯澤 涼)

続きを表示

2021年12月14日のニュース