阪神・矢野監督「練習しておけよ」 大学、社会人出身のルーキーに来春1軍キャンプを異例の早さで通達

[ 2021年12月14日 05:30 ]

選手たちの抱負に笑顔をみせる矢野監督(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・矢野監督の動きは、早かった。「練習しておけよ」。集合写真撮影後、選手たちに向かってハッパを掛けた。以前から大学、社会人出身選手は来春キャンプで1軍スタートさせることを示唆してきたが、その方針を異例の早さで通達もした。

 「豊田はちょっとふくらはぎの状態がね。(他の選手には)“来季1軍キャンプに呼ぶから。そのつもりで”と。現在地を知るための1軍。ケガがなければ1軍に連れて行きたい。そういうふうに伝えたところもある」

 スタート地点の新入団会見の場で、意向は伝えられた。当然、即戦力の大学、社会人選手のプレーを生チェックすることが目的。加えて自覚を促す狙いもある。指揮官は「周りを見ればどうなんかなとか、こういうところはまだまだ必要とか。見て、肌で感じて、経験してもらえれば」と意図を説明した。

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2021年12月14日のニュース