広島・大瀬良 九里の最多勝うれしかった 広輔と同期3人がタイトルホルダー「刺激し合える関係でいたい」

[ 2021年12月14日 15:37 ]

<広島新入団選手発表>野村謙二郎監督(中央)を中心にポーズを取るドラフト1位の大瀬良大地投手(九州共立大=左)、同2位の九里亜蓮投手(亜大=右)、(後列左から)ドラフト3位の田中広輔内野手(JR東日本)、同5位の中村祐太投手(関東第一)、同4位の西原圭大投手(ニチダイ)
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 広島・大瀬良大地投手(30)が14日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円増となる1億8000万円の3年契約で更改した。(金額は全て推定)

 今季は序盤戦で右ふくらはぎ痛による離脱もあったが、10月28日のDeNA戦で完封勝利を挙げるなど、2年ぶり5度目の2桁勝利を達成。来季は再びタイトル争いを演じたい気持ちも強く「やっぱりタイトルは獲れたらいいなと思いますし、その分、チームにもいい影響があると思う」と語った。

 中でも同期である九里の存在が大きい。今季は13勝で最多勝を獲得。「彼もいろいろチャレンジしていく中で今年最多勝を獲って。やっぱり僕も獲ったことありますが、同期で広輔さんも(17年に最高出塁率)獲っていますよね。同期で3人がタイトルを獲れるような選手になれたという喜びもあるし、やっぱり亜蓮にも広輔さんにも負けないようないいライバル関係、刺激し合える関係でいたいなと。特に同期の2人には思うので、切磋琢磨して頑張りたい」と熱く語った。

 来季は2桁勝利はもちろん。「背番号ぐらいは勝ちたい」と14勝をノルマに挙げ、キャリアハイの15勝(18年)超えが目標。「防御率も3点台半ばとかの年が多いので、2点台真ん中とか。いい数字を求めていきたい」と最高の1年にするつもりだ。

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2021年12月14日のニュース