阪神・佐藤輝 激動の1年表す漢字は「初」 さらなる飛躍へ「初心を忘れないように、やっていきたい」

[ 2021年12月14日 05:30 ]

栄枝(右)とともに練習する佐藤輝(代表撮影)
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 阪神・佐藤輝は激動の1年目を表す漢字に「初」を選んだ。「初めてのことばかりだったので“初”ですかね」

 この日、今年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」が決定。佐藤輝にとって21年は初ものづくしの1年だった。プロ初本塁打、プロ初4番…数え上げるときりがない「初」を通過した。その経験を踏まえ、「初心を忘れないように、これからもやっていきたい」と心に刻みつけた。

 昨年の自らと同じようにこの日、新入団会見に臨んだドラフト1位・森木の肉体からは刺激を受けた。12日の体力測定で「体組成」を分析する装置「In Body(インボディ)」の数値が自身を超える「101」だったことを新聞記事などでチェック。「101点って見て、体はすごいなと思います」。自身も近大時代に「100」を示したことがあったが、現在は「97」。頼もしい後輩の加入が、今から楽しみだ。

 現在は体脂肪率12~13%。オフ期間は運動量も減ることから「体脂肪は増え過ぎないように」と体質キープにも余念はない。来季こそ「初」の頂点に立つためだ。(長谷川 凡記)

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2021年12月14日のニュース