オリックス・吉田正 練習参加でCS復帰へ前進 精力的行動にチームも日本一へ勇気もらった

[ 2021年11月4日 05:30 ]

練習に参加し別メニューで調整するオリックス・吉田正 (撮影・奥 調)
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 オリックス・吉田正が3日、本拠地・京セラドームでの練習に参加し、10日から始まるCSファイナルSでの復帰意欲を行動で示した。10月2日のソフトバンク戦での死球で右尺骨を骨折。本隊とは別行動ながら、キャッチボールなどで調整し、打撃練習中には左翼守備に就き、外野付近でダッシュを繰り返すなど、トレーナー同伴で精力的に動いた。

 左太腿裏を痛めて9月5日に離脱。同26日の復帰から間もなく再び離脱を強いられた。10月27日のリーグ優勝決定時はチームメートと喜びを分かち合い、胴上げにも参加。「何とか戻れたら…」と思い描く復帰計画の実現へ前進していることをうかがわせた。

 打率・339で2年連続の首位打者を獲得し、最高出塁率(・429)との2冠に輝いた。21本塁打、72打点も含めて打線の中核を担い、25年ぶりのリーグ優勝への貢献度も高い。グラウンドに立っただけでも、日本一を目指すチームに勇気を与えたはずだ。

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