東洋大姫路の藤田明彦監督が退任を正式表明 後任はOBの履正社・岡田龍生監督

[ 2021年11月4日 11:39 ]

退任会見に臨む東洋大姫路・藤田明彦監督
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 東洋大姫路の藤田明彦監督(64)が4日、兵庫県姫路市の同校で会見を行い、職員としての任期満了により今年度末で退任することを正式に発表。後任はOBで履正社の岡田龍生監督(60)が務めることも、東洋大姫路の大森茂樹校長から正式発表された。

 藤田監督は97年に就任。05年度をもって退任したが、11年1月から再登板した。春夏計5度の甲子園出場を誇り、原樹理(ヤクルト)、甲斐野央(ソフトバンク)らを育てた。最高成績はグエン・トラン・フォク・アンを擁した03年春の選抜での4強。11年夏を最後に聖地から遠ざかっており「この10年は大変苦しみました。なかなか勝てず、勝つことの難しさに苦しみ続けました。それでも、甲子園を求めて戦い続けた日々に悔いはございません。東洋大姫路の栄光を、切に願ってやみません」と話した。

 なお、同校は今秋の兵庫大会で3位に入ると、近畿大会でも1回戦で奈良1位の智弁学園を破って8強入り。来春選抜(3月18日から13日間、甲子園)出場の可能性を残しており、出場した場合は藤田監督が最後まで指揮を執ることも合わせて発表された。

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2021年11月4日のニュース