エンゼルス・大谷 リアル二刀流解禁!「1番・投手」でパドレス戦出場

[ 2021年3月22日 01:00 ]

エンゼルスの大谷翔平(球団提供)
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 「リアル二刀流」がついに解禁だ。エンゼルスの大谷翔平投手(26)が21日(日本時間22日)、キャンプ地のアリゾナ州ピオリアで開催されるパドレスとのオープン戦(同日午前5時10分開始)で「1番・投手」で出場することが発表された。

 球団広報によれば、エ軍では1916年以降のレギュラーシーズンで先発投手が1番打者で出場するのは初。大リーグ全体では1968年9月22日にツインズのシーザー・トバールが「1番・投手」で出場して以来、53年ぶり。その他、1953年9月27日にジャイアンツのアル・ダークが同様に「1番・投手」で出場し、1回だけ投げて、2回から三塁を守ったことがある。

 メジャー4年目の大谷はここまでオープン戦で出場8試合全てで安打を記録し、打率・600(20打数12安打)、4本塁打、7打点と絶好調。投手では2試合に投げて、最速100マイル(約161キロ)を計測するなど順調に調整を続けていた。17日のマリナーズ戦を最後に3試合連続で打者出場がなかった。

 日本ハム時代の2016年7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)にも「1番・投手」で先発。初回に中田の初球を叩く「プレーボール弾」を放ち、投げても8回無失点で自身7連勝で8勝目を挙げたことがある。

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2021年3月21日のニュース