オープン戦“本塁打王”は阪神・佐藤輝 ドラフト新人では初の快挙 シーズンで再びミスターに挑戦!

[ 2021年3月21日 19:55 ]

阪神・佐藤輝(撮影・尾崎 有希)
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 プロ野球は21日、オープン戦の全日程を終了した。勝率1位チームは阪神となった。

 個人成績も確定し、本塁打数トップの「本塁打王」には、阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22=近大)が、6本塁打でトップ。疲労蓄積などが原因で21日のオリックス戦はベンチ外となったが、逃げ切った。また、ドラフト制後の新人でオープン戦本塁打王に輝くのは、初の快挙となった。

 佐藤輝は、17日の西武戦で今井から6号を放ち、ドラフト制以降(66年~)では72年佐々木恭介(近鉄)の5本(出場19試合)を49年ぶりに更新する新記録を達成。新人の7号は、ドラフト制以前の新人で、58年長嶋茂雄(巨)に並ぶ快挙として期待されたが、並ぶことはできなかった。

 今後はシーズンにも期待が掛かる。新人のシーズン本塁打王は2リーグ制後、長嶋しかおらず、再び“挑戦”する形に。ファンからの注目も集まりそうだ。阪神のシーズン新人最多本塁打記録は69年田淵幸一の22本で、この年、新人王にも輝いた。新人のシーズン最多本塁打は59年桑田武(大洋)と86年清原和博(西)の31本。

 【本塁打数上位】
1位 佐藤輝(阪神) 6
2位 村上(ヤクルト) 4
2位 浜田(ヤクルト) 4
2位 中田(日本ハム) 4
2位 マルテ(阪神) 4
6位 山川(西武)ら5人 3

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2021年3月21日のニュース