レイズ・筒香 11打席ぶり快音、マルチでトンネル脱出

[ 2021年3月21日 02:30 ]

オープン戦   レイズ7ー11レッドソックス ( 2021年3月20日    フォートマイヤーズ )

<レッドソックス・レイズ>4回にシングルヒットを放つレイズ・筒香
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 レイズの筒香が、トンネルを抜けた。「1番・一塁」で出場した19日(日本時間20日)のレッドソックス戦で、今オープン戦初のマルチ安打。試合後、ケビン・キャッシュ監督は「多くの打者がいいスイングをしたが、ハイライトはヨシ(筒香)だ。2本を真芯で捉えた」と称えた。

 100マイル(約161キロ)超の直球を誇る右腕イオバルディを相手に、筒香は2回の第2打席、真ん中高めの97マイル(約156キロ)直球を左翼線二塁打。11打席ぶりの快音で今オープン戦初の長打をマークすると、4回にも97マイルを中前に運んだ。

 昨季は95マイル(約153キロ)を超える速球の対応に苦しむ場面が多かった。指揮官は「今年はパワフルな真っすぐに対する適応を施し、今日はその成果が出た。キャンプ序盤は多くの球数を見極め、ここで強打する準備が整ったのが見ることができてうれしい」と高く評価。11安打を記録した打線の中で、最大の収穫として喜んだ。

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2021年3月21日のニュース