ソフトバンクのドラ3、牧原巧がプロ初打席初安打 育成・黒瀬は意地の決勝弾

[ 2021年3月21日 19:59 ]

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク5―1阪神 ( 2021年3月21日    タマスタ筑後 )

ソフトバンクのドラフト3位の牧原巧
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 ドラフト3位ルーキー・牧原巧汰捕手(18=日大藤沢)がプロ初打席で初安打をマークした。「8番・捕手」で公式戦初出場。3回、カウント1―2から外角の直球に食らいつき、左前打を放った。「追い込まれていたが、コンパクトに打てた。広角に打てるのが持ち味。次は長打を打ちたい」と胸を張った。

 試合は7回、2死一、二塁。代打で出場した育成選手の黒瀬健太内野手(23)が3ランで試合を決めた。「状態はいい。何とか結果を出してやろうと思った。与えられたチャンスで打たないと使ってもらえない。藤本監督に1勝目をプレゼントできてよかった」。今季から2軍の指揮を執る藤本博史監督への感謝をバットで伝えた。高校通算97発を誇る右の大砲候補。15年ドラフト5位で入団も、思うような結果を残せず18年戦力外通告を受けた。育成選手となり勝負の6年目。2桁背番に返り咲くために、フルスイングでアピールを続ける。

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2021年3月21日のニュース