“立浪さん、見ましたか” 中日・根尾 DeNA戦で3安打と大当たり 連日の熱血指導で“開花”間近

[ 2021年2月13日 15:30 ]

練習試合   中日―DeNA ( 2021年2月13日    沖縄・北谷 )

<中日キャンプ>立浪塾が開講。根尾にシンクロさせ打撃指導(撮影・椎名 航)
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 中日の根尾昂内野手(20)が、今季初の対外試合となる13日のDeNA戦に「1番・遊撃」でスタメン出場し、3安打する活躍を見せた。

 初回、DeNA先発の上茶谷から右前打を放ち、好発進すると、5回の第3打席では浜口から左翼線への二塁打。さらに8回には砂田から中前に落ちる安打と、シーズン中なら猛打賞となる3安打でアピールした。DeNAの先発ローテ候補から放つだけでなく、浜口、砂田と左投手からも2安打を放つなど、内容も充実した打席が続いた。

 今キャンプで徹底指導を受ける立浪臨時コーチからは、前日12日に「空振りを恐れず振れる形をつくってほしい。しっかり振れるためのタイミングと打ちに行く姿勢。見送り方を見たい」と実戦のポイントを挙げ、「結果度外視」の方針を示していた。だが根尾は、“結果も出すぞ”とばかりに積極的にバットを出して3安打。初実戦の9日紅白戦では3打数無安打だったが、見事に結果で応えてみせた。

 今季3年目の根尾は、ここまで1軍通算25打数2安打の打率・080。昨年は外野手なども経験したが、今春は再び遊撃手に挑戦するなど巻き返しに燃えており、飛躍が期待される。

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2021年2月13日のニュース