中日・大野雄 3度目ブルペンで今春最多の119球 変化球まじえ、丁寧に感覚を確認

[ 2021年2月13日 11:58 ]

ブルペンで自身今キャンプ最多の119球を投げ込んだ中日・大野雄
Photo By スポニチ

 昨年の沢村賞左腕、中日・大野雄大投手(32)が13日、今キャンプ3度目のブルペン投球を行い、自身最多の119球を投げ込んだ。「感じよく投げられたと思う。もう第3クールに入っているし、もっと早くにこういう球数を投げたかったが、そこは徐々上げで」と笑顔で話した。

 4日に初めてブルペンに入り、捕手が立った状態で背番号と同じ22球を投球。第2クール最終日となった9日には捕手が座った状態で変化球を交えて50球を投じた。この日はツーシーム、フォーク、スライダーなど変化球を交え、自らで状況を設定しながら、丁寧に感覚を確認した。

 「打者に立ってもらって試合と同じ感覚で投げるのが、一番しっくりくると再確認できた。その方が意思のある球を投げられる」。

 実戦登板のスケジュールは未定ながら「投げろと言われれば投げられる」と状態の良さに胸を張る。開幕投手の最有力候補が着実に状態を上げてきた。

続きを表示

2021年2月13日のニュース