江越、板山の活躍は「あたり前田のクラッカー」 阪神・平田2軍監督が中堅勢の働きを往年のギャグで評価

[ 2021年2月13日 20:11 ]

練習試合   阪神2軍5ー2四国銀行 ( 2021年2月13日    安芸市営球場 )

阪神・平田2軍監督
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 阪神の安芸2軍キャンプは13日、対外試合初戦となる四国銀行戦が行われ、5ー2で勝利した。江越や板山らがマルチ安打を放つなど、中堅が存在感を発揮。試合後に平田監督が総括した。

 ―高寺が初安打です。

 「素晴らしいんじゃない。楽しみがまた一つ増えたね。これは内野手に刺激というよりも、競争にいい意味で入ってこれるいい打撃してるもん」

 ―2打席で交代は予定通りか。

 「うん、予定通り。スタメンでどうかなっていうのがあったんだけど、どうせなら先に使う方がいいなと思ってさ。守りの方も打球2個飛んでったっけな。ゲームに入っていつもの練習と違うなっていう動きでも全くないし、実戦でも臆することなく普段通りって感じだよな」

 ―勝負強さもある。

 「勝負強さってところはまだだけど、場馴れしてる。高校時代、しっかりとした指導をされてるんだろうな。高校の監督さんの指導の賜物だよ。俺らも見習わなきゃダメだ」

 ―次もスタメンで使いたくなる。

 「その辺はね、体力的なことも考えたり、俊介や荒木もいるんでね。その辺はうまく色んな経験を徐々にさせていきたいな」

 ―投手陣の評価は。

 「先頭バッターの四球とか、反省点はあったけど、久しぶりの実戦で望月はまだまだスピードもコントロールももっと制度が上がってくるだろうし。浜地はいい球投げてた。石井はまだ0に抑えて自信をつけさせるってところで経験させようかなと。及川とかは打たれてね、まだ勉強勉強。牧はあのぐらいは投げれるよ」

 ―牧はテンポも良かった。

 「まだまだ本来の投球に比べたら物足りないけど、まあまあじゃない。このぐらいは普通だもん」

 ―板山が3安打の活躍でした。

 「板山、江越。この辺は社会人相手だから当たり前と言えば当たり前。特筆するべきことでもない、当たり前よ。あたり前田のクラッカー。これらは成績を残さないといけない選手。高寺や遠藤、及川たちはまだまだ経験を積まなきゃいけない。江越や植田、島田たちはそのためにこっちで試合出てるんだから。熊谷にしても、板山にしても結果を出さなきゃいけない選手。ファームの場合、いろんな段階の選手がいる。浜地にしても望月にしてもそうよ。及川たちとは立場が違う」

 ―次の実戦まで期間が空く

 「明日もシート打撃やるみたいだし、次のクールが少し冷え込むね、水曜日、木曜日とね。火曜日には藤原オーナーが来られるんでね。オーナーに良い報告ができればと思うけどな」

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2021年2月13日のニュース