DeNAドラ1入江 初の打撃投手に反省「50点」も三浦監督評価「手元で切れがある。心配していない」

[ 2021年2月13日 05:30 ]

フリー打撃に登板した入江(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAのドラフト1位の入江(明大)が今キャンプで初めて打撃投手を務めた。「直球を軸に投げた」という右腕は打者2人に対し34球を投じ安打性の当たりは3本。最速は146キロを記録した。

 神里に対して3球ボールを続けてマウンドから「すみません!」と謝るシーンもあったが、入江は「収穫は打者相手に投げられたこと」と前を向く。「今日は50点。3ボールになると苦しくなるので、そこがマイナス」と反省も忘れなかった右腕について三浦監督は「手元で切れがある。(ボール球が多かったのは)注目されて力が入った。心配してない」と及第点を与えた。

 変化球もスライダーとツーシームを投じ、柴田から空振りも奪った。視察した巨人・横川史学スコアラーは「角度がいい。セ・リーグにはいない軌道」と評し、広島・土生翔平スコアラーも「スタイルは違うが明大先輩の森下みたいな存在になれるし、なったら怖い」と昨季新人王の広島・森下の名を挙げて警戒を強めていた。(君島 圭介)

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2021年2月13日のニュース