結果より内容を 中日・立浪臨時コーチが「塾生」根尾に助言 13日にDeNA戦

[ 2021年2月13日 05:30 ]

室内練習場でノックを受ける根尾(後方は石垣)(撮影・椎名 航)
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 中日・立浪臨時コーチが連日指導する根尾に「結果度外視」の方針を示した。13日に今春最初の対外試合としてDeNAと練習試合。「1番遊撃」での出場を予定し、結果を求める“弟子”に「空振りを恐れず振れる形をつくってほしい。しっかり振れるためのタイミングと打ちに行く姿勢。見送り方を見たい」とポイントを挙げた。

 定位置奪取を狙う若手にとっては「結果」が欲しい初戦でも焦りは禁物。軸足への体重の乗せ方などを指導してきた通算2480安打のレジェンドが主眼を置いたのは、あくまでも「内容」だ。初実戦の9日紅白戦で3打数無安打だった根尾は「1打席目の初球から自分のスイングができるようにしたい」と意気込んだ。生き残りをかけ「内容」を示す実戦が始まる。(桜井 克也)

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